トヨタのワールドプレミア車の中で、もっとも注目を浴びていたのが「クラウン コンセプト」だろう。来夏には発売予定の新型クラウンを推測してみよう。(タイトル写真は開発主査の秋山晃氏と)

走りは、ニュルでも鍛えた!

1955年の初代誕生以来、このクラウンは第15代目にあたる。12代目の「ゼロ クラウン」から13代目、そして14代目(現行型)と、プラットフォームなどはほぼキャリーオーバーしてきたが、今回の15代目はTNGAに基づき、プラットフォームを一新するなどクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施した。

意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供するという。

全長×全幅×全高=4910×1800×1455mm。ホイールベースは2920mm。従来型より全長がわずかに長いが、全幅と全高はほぼ同じ。ホイールベースは70mm延長されている。スタイリングで従来型との最大の違いは、Cピラーにもサイドウインドーを備えた6ライトを採用したこと。

クラウンといえば太いCピラーに王冠のエンブレムが付いていたものだが、イメージは大きく変わった。だが、後席の居住性や視界は向上していうという。

画像: シンプルでエモーショナルなインテリア。視認性や操作性も良さそうだ。

シンプルでエモーショナルなインテリア。視認性や操作性も良さそうだ。

また、車載通信機を車両に搭載し普及していくことで取得できるビッグデータを活用し、ユーザーへ新たな価値を提供していくという。新型クラウンにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る予定だ。

これにより、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献していったり、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。
コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行い、ユーザーに安心・安全を提供するという。

さらに、自動ブレーキに代表されるクルマ自体の先進技術だけではなく、信号情報やクルマ同士と“つながる”ITSコネクトを普及させることで、社会全体で安全を守っていく。また、官民実証実験にも積極的に参加することで、“つながる”技術の早期発展に貢献する。

新型クラウンのラインアップは未発表だが、従来どおりアスリートとロイヤルの2本立てに、あとからマジェスタも加わることになるだろう。

エンジンは、2L直4ターボと2.5L直4+モーターのハイブリッドの搭載は間違いないところ。
V6の搭載は見送られるかもしれないが、プラグインハイブリッドやディーゼルなど、新世代のユニットが搭載される可能性も高い。

大いに期待が高まる新型クラウン、2018年夏の正式デビューが待ち遠しいところだ。

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