スズキの広報担当者は「次期ジムニーを出展する」なんてひと言も言っていない。しかし、テストカーがスクープされたタイミングが悪かった。ウワサはウワサを呼び“東京モーターショーに出展される”という尾ヒレをつけてインターネットの海を回遊していた。開幕してみれば出展なし。ではなぜ出展されなかったのか、スクープ担当者が取材を行った。

ジムニーという特異な性格を考え、あえて東京モーターショーには出展しなかった

8月下旬に欧州でカモフラージュされたテスト車両が撮影されて以降、にわかに東モ出品説が高まった次期ジムニー。ところがフタをあけてみれば、予定なし。これって一体どういうこと?

「ジムニーが2018年にフルモデルチェンジするのは間違いありません。現行モデルは磐田工場で生産していますが、施設が老朽化したこともあり、新型は湖西工場で生産となります。5月の連休明けくらいからラインオフすると聞いていますね」
と語るのは業界関係筋。ならば、なおさら今回の東京モーターショーに出品してもおかしくないのだが…。

「ジムニーのユーザーは、とにかく熱いんです。それこそ、ショー会場で係員が対応しきれないくらい。ならば、今回は見送って、別のしかるべき時期に発表会を開催して、ディーラーで個別対応してもらったほうが良いのではないか──という判断ではないでしょうか」

一方では、別の業界関係者からこんな声も聞こえてきた。

「そもそも、東京モーターショーで公開する計画はなかった。そこで見せてしまったら、すぐに発売しなければファンが黙っていないだろうから。しかし、一部新聞報道にもあったように、新型ジムニーは生産工場も変わる。そのライン敷設には、まだしばらく時間がかかる。だったら、今回は見合わせようということですよ」

では、世に披露されるのはいつなのか? 本誌が入手した最新情報によれば、2018年3月のジュネーブモーターショーでジムニー シエラをワールドプレミア、その2〜3カ月後に国内仕様のジムニーの発表会を開くという。これが、現段階でもっとも確実な情報だろう。

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