かつて一世を風靡したセダン、アコードの次期型はホンダの“商品ラインアップ再構築”という波に押されてどこへ行こうとしているのか。シビック、アコード、レジェンドの3モデル揃えるホンダが考える、日本市場におけるセダン戦略とはなんなのか、ホリデーオートのスクープ班が追加取材を敢行した。

次期アコードではない。日本市場はシビックでいく。

海外では発表済みのCR-Vが、2018年にようやく日本でも発売されることとなった。今回の東京モーターショーでは、その国内投入が正式発表されたが、なにか足りない…と感じたアナタは鋭い!

画像: 北米ではベストセラーカーであるアコード。今年、現地ではフルモデルチェンジしているが、日本では持て余し気味となるサイズ、同クラスのレジェンドもあり導入は難しそう。

北米ではベストセラーカーであるアコード。今年、現地ではフルモデルチェンジしているが、日本では持て余し気味となるサイズ、同クラスのレジェンドもあり導入は難しそう。

そう、すでに北米で発表済みの新型アコードが出展車リストにないのである。現行アコードはハイブリッド専用車(法人向けにPHEVもある)として4年前に国内発売開始、2018年5月にはマイナーチェンジを実施したばかりだが、その1年後には北米で新型発売…ってなんかよくわからない展開になっている。

その新型が東京モーターショー2017には出ないとなると…考えられるのは、近い将来の国内市場撤退だ。

「仕方ないと思いますよ…」
とは、ある関係筋のコメントだが、国内のセダン市場はことのほか厳しくなっている。SUVやミニバンに押されてというのも理由だが、SUVの本家である北米では、いまもセダンはマストな存在として巨大なマーケットを形成している。日本とは対照的だ。

画像: アコードは現行モデルを最後に国内市場からは撤退する可能性高し!

アコードは現行モデルを最後に国内市場からは撤退する可能性高し!

さて、アコードの今後についてカギを握るのは、新型シビックの存在だ。復活した新型シビックは、いわゆるグローバルサイズの堂々たる体躯。全長こそアコードより短いが、全幅はほぼ現行アコードと同じだ。

ただでさえセダン市場の縮小が著しい日本で、サイズが重なるクルマを2車種も揃える必要があるのだろうか。それに、新型アコードは現行型よりさらに大きい。日本にはレジェンドがあるので、こちらでも重なってしまう。

というわけで、国内のアコードは現行型限りでお終いというのが本誌の結論だ。シビックが復活したのを喜んでいたら、こんどはアコードがディスコンとなるが、商品構成を考えれば、これも致し方ないということか。

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